魔法遣いに大切なこと～夏のソラ～ 第１２話（最終回）「夏のソラ」感想

　まさか、本当にソラがいなくなってしまうとは…。
でも、意外とあっさりした描き方で、５年後にもみんなの
心にソラはしっかり存在していました。
　ソラが他界してしまったのも残念ですが、５年後の豪太には
驚かされました。前の方がよかったのにね。

　１か月の研修が終わり、公認魔法師となって美瑛に
帰って来たソラ。初回以来久々の北海道。
「私、たくさんトライ＆エラーしてきたんだ」

　母親に食事をしながら、東京でのことを話して聞かせるソラ。
自転車に乗って颯爽と、父親に魔法師になった報告をします。
好きな人もできたんだよ。
人を好きになるって、切ないね。
そこに豪太からメールが。ソラも自分の写真と美瑛の景色を
メールで送ります。
　遠距離恋愛でもお互いを思いあってる豪太とソラ。
この二人なら素敵なカップルになれただろうに…。

　ソラの父親が残していた魔法依頼書。そこには、
「ソラの花嫁姿が見たいです。」
と書かれていました。
　これがソラの初仕事で最後の仕事になってしまいました。
魔法で花嫁姿を両親に見せるソラ。隣にいるのはもちろん、
豪太。なんて、泣かせる最後なのでしょう。
　魔法を使ったソラは、静かに母親に看取られて息を引き
とりました。

　一気に月日は流れて５年後。
原魔法事務所にも、新しい研修生が入ります。
連れて来たのは、ひより。ひより、何だか５年で随分考え方が
変わっていて驚きました。
　城雅子さんの声が、最終回で聴けるとは思いませんでしたが。

　ほのみと黒田、二人の付き合いは続いていたのですね
でも、ほのみは５年たっても相変わらずでしたけど。
　二人の会話でああ本当にソラはいないのだと思い知らされ
ましたよ。ストリートシンガーだったヤスコも、ＣＤデビュー
していて着実にプロへの第一歩を踏み出していました。

　一方、豪太は…。美瑛にいました！！
ソラが好きだったあの木の所へ向かっていたのです。
偶然にも豪太が道を聞いたのは、ソラの母親でした。
もちろん、豪太は知りませんし、母親も豪太を知りません。
もしかしたら、ソラが会わせてくれたのかもしれませんね。
　豪太、世界中の海を渡り歩いてサーファーをしてるらしい
です。最後に魔法で海を出した豪太。これで、終わりですか？
よかったけど、なんだか中途半端な気もしました。

　後日まとめは書きますが、１２月に実写映画が公開される
らしいです！！