ＣＬＡＮＮＡＤ～ＡＦＴＥＲ ＳＴＯＲＹ～ 第１５話「夏の名残りに」感想

　渚の妊娠でおめでたいはずが一転して、深刻な事態になりました。
渚が病気がちなのは、妊娠がわかった時から気になっていました。
おめでたい話なのですが、無事に産んでくれることを願っています。

「親父も、俺が生まれる前にはこんなことを考えたんだろうか？」
渚が妊娠し、ファミレスのバイトも辞めなければならず、朋也は一気に３人
分の生活を稼がなければならなくなり、ふと父親のことを思ったようです。
　朋也の父親は、捕まってまだ裁判中なのでしょうか。

　朋也、職場でもすでに子供が生まれることが知れ渡っていました。
公子が早苗さんに聞いたと芳野さん。近所中の人がみんな知ってるとか。
「生まれてくれば、嫌でも理解することになる。
人は誰もが一人では生きていけないと言うことを。
誰もが誰かに支えられて生きている…」
芳野さん、仕事前に語ります。

　渚、つわりが酷くて寝込んでしまいました。やはり、心配です。
渚を心配する朋也も、気が気ではないでしょう。

　朋也に相談があると渚は言い、なんと自宅出産をしたいと言うのです。
自分の家でこの街で赤ちゃんを産んであげたい、体調が心配ですが渚の
希望はかなうのでしょうか。
　自宅出産について、秋生さんと早苗さんに相談する渚と朋也。
なぜか、生まれた赤ちゃんを秋生さんと朋也どちらが先になめるかって話に。
渚まで秋生さんに同調していました。

　早苗さんは、渚と朋也に知りあいの助産師・八木さんを紹介します。
　秋生さんと早苗さんが、おじいさんとおばあさんに。孫ですから、そう
なるのですが今の二人からは想像もつかないです。秋生さんは、生まれて
来る子にあっきーと呼ばせるのだと張り切ってました。
　こういう場面は、微笑ましいですね。

　しかし、ある日朋也が帰宅すると渚が寝込んでいて早苗さんと八木さん
が来ていました。驚く朋也、早苗さんはこれから昼間は渚についていること
にします。
　
　早苗さん、仕事帰りの朋也と渚が以前働いていたファミレスへ行きます。
一度、来たかったのだそう、ナウいお店ですねって。朋也に死語だと
突っ込まれてました。
　けれど、早苗さんが朋也を連れて来たのは渚のことで話があったからです。
医者から出産の際、危険が伴うと言われたことを朋也に報告する早苗さん。
渚にはまだ話していないのだそう。

　渚の病気はよくわからないことが多く、普通の出産より危険が大きい
のでした。
　渚は自宅出産でなくてもいいから、産みたいと言いました。
「私、赤ちゃんに会いたいです」
渚も不安だと思いますが、心は強いのでしょうか。

　秋生さんは、朋也をよく来ると言う空地に連れて行きます。
昔、渚が倒れて寝込んだ時、渚を抱えてここに来たのだと話す秋生さん。
その時、光がさしこみこの場所の緑が渚を救ってくれたと思えたのです。

　その後、渚と朋也は海辺を散歩します。
赤ちゃんの名前を考える二人。渚の名前から何か考えることに。
渚にちなんだ名前にしようと、渚は汐（うしお）と言うのはどうかと提案。
朋也も賛成し、赤ちゃんの名前は岡崎汐と決まりました。
　海のように何もかも包みこみ、育むような大きな優しさを持った子
になってほしい。渚と朋也の子なら、きっと優しい子になりますよね。
来年は汐と３人で海に行こう、朋也と渚の約束。
　二人の約束は、かなうのか気になってしまいます。

　次回はいよいよ生まれるのでしょうか。サブタイトルの白い闇と言う
のが、内容を物語っていそうです。