獣の奏者エリン 第１８話「教導師エサル」感想

　エリン、ジョウンと別れてカザルムでの暮らしが始まります。
ジョウンとの別れは残念ですが、また新しい出会いもありそうで楽しみです。
ジョウンのおならにも、動じないエサルにびっくり！
　それより気になったのは、前回真王の誕生日の式典で刺されて倒れた
イアルはどうなったのでしょうか！？あの後のことは全く描かれないまま、
カザルムの話になってしまいました。忘れた頃に、何事もなかったかのように
イアルが出て来そうな気がします。

　そういえば、今日２０日はオープニング曲「雫」が収録されたスキマスイッチ
のＣＤ「虹のレシピ」の発売日でした。てっきり、「雫」がシングル曲だと
思っていたので、そうではなかったのは意外でした。私は昨日買って来ました。
テレビで流れているのは、２番だったのでちょっと意外でした。
　先ほど、オリコンを確認したらデイリー初登場５位！！
週間で５位以内に入れるといいですね。

　カザルム王獣保護場に到着したエリンとジョウン。
門の所で出迎えたのは、教導師のエサルです。随分と厳しそうに見えますが、
エリンを案内します。
　エサルに案内されて入った部屋は、教導師長の部屋。
「カザルムにようこそ、教導師長のエサルです。」
なんと、エサルが教導師長だったのでした。
　驚くジョウンですが、エサルの話だとカザルムの教導師長は一生をこの場所で
過ごすのだそうです。

　長旅で疲れているでしょうとエリンを気遣う、エサル。意外と良い人みたいです。
お茶を飲んだ後、入舎の試しを受けるエリン。
　驚いたことに、予定の時間の半分でエリンは試験を終えてしまいました。
エリンの書いた答案用紙を見て合否を確認するエサルは、呼び鈴を鳴らします。
呼ばれて入って来たのは、学舎の寮母カリサ。
「カリサ、エリンを寮の部屋に案内してあげて。中等２段に編入させます」
そうカリサに話す、エサル。
　エリンは見事合格、２年飛び級で年齢通りの学年に入ることができたのです。
カリサに案内されて、エリンは早速寮の部屋に行きます。

　一方、ジョウンはエサルからエリンの書いた答案用紙を渡されます。
そこに書かれていた作文に、心底驚かされたと話すエサル。
　なぜ、獣の医術師になりたいか、作文には理由が書かれていました。
「自分は、この世に生きるものが、なぜこの様にあるのかを知りたいのです。
生き物であれ、命なきものであれ、この世にあるものがなぜその様にあるのかを
自分は不思議でなりません。
　王獣や人間がどうして存在するのか、自分を含め生き物がなぜここにあるのか
を知りたいのです。　獣について学ぶことは、きっと自分が知りたいと思っている
ことについて繋がっているはずだと思うのです。」
エリンが、この様に考えていたとは驚きました。
　エサルもびっくりするわけです。ジョウンは、エリンの母親が獣の医術師で
闘蛇を死なせた罪で闘蛇に食い殺されて処刑されたと話します。
　エサルは、エリンが霧の民だと知っていました。ジョウンが手紙に書いた
のでしょうか。瞳を見ればわかるとも、エサルは言っていましたが。

　部屋に案内されたエリン。カリサの話では、このカザルムにいる女の子は
エリンとユーヤンと言う子だけで、後は全員男の子なのだそう。
　カザルムの生徒が全体で何人いるのかわかりませんが、そんなに女子が少ない
とは思わず驚きました。
　
　カリサが行ってしまった後、エリンと同じ部屋の少女ユーヤンが入って来ます。
ユーヤン、なぜか関西弁です。
　ユーヤン、楽しすぎます。エリンにとっても、良い友達になりそうです。

　翌朝、いよいよジョウンとの別れの時。
エリンは、窓からジョウンが馬車の近くでエサルと話しているのを見かけ、
大急ぎでジョウンの所に走ります。
　ヌックとモックは、ただ働きでいいから働かせてほしいとカリサに泣きつき、
カザルムで暮らすことになったのでした。

　馬車に乗り込み、とうとう出発してしまったジョウン。
「お元気で！！」
エリンは思わず涙が溢れました。
「エリン、お前はオレの自慢の娘だ」
ジョウンはそう呟き、涙を流しました。
　ここで入ったジョウンとエリンの回想は、また感動的でした。

　次回からは、カザルムでの暮らしが始まりますが、エリンはみんなにうまく
まじることができないらしく、心配になってしまいます。

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