宙のまにまに 第２話「ファーストスター」感想

　朔に一目ぼれの姫が入部して、天文部が正式に発足しました。
受験の時に出会ってから朔が好きな姫も、美星のテンションにはかないませんでした。
　正志は、写真部らしいですが姫が気になっているようです。姫には、全く相手に
されてなかったですが。

　天文部、未だ部員は４人。朔が、入った後の新入部員はゼロでした。
なぜか、朔のクラスに入り浸っているらしい、美星。
そんな美星に、威勢よく注意する朔と同じクラスの姫。
姫は、２年の男子たちの間でも美人の１年と噂になっているのでした。
　姫の注意も通用しないのが美星、なぜか天文部に入りたいの！？と入部届を見せて勧誘を始めてしまいました。

　朔が美星を呼び捨てにしていると知り、二人は付き合っているのかと思った姫。
姫は、受験の時会場に行く途中で偶然同じバスに乗り合わせたのです。
その時、姫の髪が朔のボタンにひっかかってしまいました。
「きれいな髪なんだから」
と、髪を切ろうとする姫に言い、ひっかかったのをほどいてくれたのです。
　これがきっかけで、姫は朔に運命を感じたのでした。

「いるかもしれないよ、他にも大八木君のこと覚えてる人が…」
教室で配布資料の整理をしながら、朔と話す姫。なんと、朔は受験の時に姫に会ったことを全く覚えていませんでした。
　朔から転校が多かったことや、美星とのことを聞きます。
美星とは、７年前この町に住んでいた時に出会ったのだと話す朔。再び、この町に戻って来て同じ高校に通っているとわかったと美星のことを姫に話します。 知っている人がいる中での新生活なんて初めてだと、朔は感慨深そうです。
　そこに、美星が飛び込んで来ます。

　屋上で星を見ようと、姫も一緒に強引に引っ張って行ってしまいました。
「あの二人、付き合ってないよ」
姫が、美星と朔が付き合っていると思っていると知った路万は二人は付き合って
いないと教えます。
　美星まで、あっさり付き合ってないと言ってたのは意外でした。
付き合ってなくても、全否定するとは思わなかったので。本当は、美星も朔が好き
なんじゃないかなあ。

「部長さん、天文部入部します！」
美星と朔が付き合っていないと聞いた姫、即決で入部を決めました。

　姫が入部して、晴れて正式な部になった天文部。
部室で祝賀会を開きます。なぜか、写真部の正志までいました。
正志、姫に気があるみたいです。
　ところが、そこに文江が来ます。
天文部の活動書を見て、現れたのでした。
月曜～土曜まで全て、「晴れたら活動します。」と書かれていたのでした。
　晴れたら活動します、確かに晴れなきゃ星は見えませんよね。

　路万の提案で観測会をすることになりますが、いざ星を見ようとなったら大雨が！美星の機転？で、みんなで朔の家に行きます。

　朔の母親からこの町に戻って来たのは、前にこの町に住んでいた時の朔が
一番溌剌としていたからと聞く美星たちなのでした。

　翌日、観測会リベンジをする美星たちですが、姫のおしゃれな服装に驚く美星。
観測は、夜ですし蚊もいるので、服装は長そでが基本なのです。せっかくのコーディネートも美星に、ジャージを着せられた姫。強引に着せちゃう美星には、恐れ入りました。

　正志、観察会に参加していました。もう天文部員でいいのでは！？
小夜に、美星をよろしくね！と言われた朔。
朔と美星、これからどうなるのか楽しみです。

　星の勉強ができて得した気分になれる作品です。

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