小公女セイラ 第2話感想
ドラマオリジナルを交えつつ、基本は原作にそって進むようです。
1985年には、「世界名作劇場」で「小公女セーラ」としてアニメにもなった
「小公女」、ドラマ版も期待できそうです。
志田未来さんの演技が上手くて、話に引き込まれてしまいました。
ちなみに、ドラマ版での原作に相当する役は(敬称略)、
セイラ(志田未来):セーラ
三村千恵子院長(樋口可南子):ミンチン院長
三村笑美子(斉藤由貴):アメリア先生
三浦カイト(林 遣都):ベッキー
武田真里亜(小島藤子):ラビニア
東海林まさみ(岡本杏理):アーメンガード
亜蘭由紀夫(田辺誠一):デュファルジュ先生?(確かこんな名前…)
になっております。名前の表記は、アニメ版にそってます。
原作には登場しませんが、ドラマに出て来る小沼夫妻は、
アニメでも似たようにセーラをこき使っていた意地悪な使用人がいたので、
そちらをモデルにしているのかなあ?とも思えます。
父親の死により、生徒から一転して学院の使用人としてこき使われるセイラ。
最後の真里亜は、さすがに可哀そうでした。これをきっかけに、さらにセイラへのいじめがエスカレートしそうです。
笑美子の寝る前の姉に対する愚痴が面白すぎます。
院長も経営苦しいのわかりますが、もう少し笑美子に優しくしてほしいです。
愚痴を言いたくなる小沼(妻)の気持ちもわかる気もしますよ。
前回、亜蘭先生がセイラに生き方が下手みたいなことを言ってた気がしますが、
セイラの性格って敵を作りやすいのですよね。
誰とでもわけ隔てなく接するセイラ、良いことではあるのですが相手によって
は傷ついてしまうこともあります。
今回も、真里亜に水をかけられてしまったセイラ。
「ドブネズミみたい」とまで、言いだす真里亜にクラスメイトたちは何も言えず
に黙ってしまいます。
「ありがとう、私、ネズミは好きよ」
セイラの言葉に、まさみも何も言えません。
この水をかけられたのが原因で、ついに倒れてしまいました。
台所で倒れているセイラを見つけたのは、買い物から戻って来たカイトでした。
小沼夫妻はと言うと、二人とも寝ていてそばでセイラが倒れているのに全く
気づいていませんでした。
その頃、亜蘭先生が院長にある話を持って来ていました。
セイラにフランス語の授業を手伝ってもらいとの提案です。
それを聞いた院長は、セイラはもう生徒ではないし、これがセイラの置かれた
現状なのだとわからせなければならないと言って亜蘭先生の提案を断ります。
亜蘭先生は、諦めてもうひとつの相談を話します。
亜蘭先生の友人で日本にフランス語教育を広める仕事をしている人物が、
ミレニウス女学院の授業を見学したいと願い出たのでした。
セイラのことを聞いていたその友人、彼女のスピーチを見たいと言うのです。
しかし、セイラはもう生徒ではありません。
仕方なく、セイラは諦めて見学に来てもらうことになりました。
倒れてカイトにベッドに運ばれてからずっと、眠りこんでいたセイラ。
目が覚めるともう夜中でした。
壁越しに話をするセイラとカイト。
カイト、院長に高校へ行かせてもらえる約束をなかったことにされても、
夜遅くまで起きて勉強しているのでした。
カイトに話が聞きたいと頼むセイラですが、
聞いているうちに眠ってしまいました。
そんなセイラを、「お嬢様だよな」と呟くカイトが印象的でした。
あんな学院でこき使われても高校へ行きたいと、勉強しているカイトの過去が
わかりました。女の子の予定が手違いで男の子って、どこかで聞いたような気も…。
フランス語の授業では、亜蘭先生が見学に来る友人のことを話し、
真里亜に生徒を代表してスピーチをしてもらうことにしたと話します。
その晩、セイラが仕事を終えて部屋に戻ると人が!?
なんと、そこに来ていたのはまさみでした。
セイラ命!!のまさみ、セイラがいない学校生活に耐えきれずに屋根裏部屋まで来てしまったのです。セイラも、久々のまさみとの会話に嬉しそうです。
まさみにネズミの親子を紹介するセイラ。
まさみの絶叫からネミィとズミィと親子の名前を決めます。
毎晩来るわと意気込むまさみ、セイラも楽しそうです。
いよいよ、亜蘭先生の友人が見学に来るのが明日に迫った日。
亜蘭先生から友人に認められるとフランス政府から助成金が出ると聞いた、院長。
あれほど、セイラはもう生徒ではないと言い張っていたのに、
スピーチをセイラにさせるかで悩みます。
翌日、友人を迎えに行く亜蘭先生。
院長は決心して、台所へセイラを呼びに行きます。
突然、院長に呼び出されて院長室に行くセイラ。
セイラに、フランスから来る大事なお客様にフランス語でスピーチをするようにと話す院長。一日だけ生徒に戻すと言い出す院長に、あ然として断るセイラ。
しかし、院長は強引にセイラにスピーチをさせてしまいました。
制服に着替えて、院長の後から教室に入って来たセイラ。
やって来た亜蘭先生の友人にフランス語で挨拶し、スピーチをします。
マリー・アントワネットを例にあげてスピーチするセイラに、
院長は昔のことを思い出していました。
「私は、彼女のようにどんな境遇になっても、
下を向かず誇り高く生きようと思います」
セイラの最後の言葉が、院長の怒りにふれてしまいました。
セイラのスピーチが終わりお客様が帰った後、セイラの周りにはクラスメイト
たちが集まって来ます。
そんな中で失望しているのが、真里亜と取り巻き二人。
夜遅くまで起きてスピーチを考えていた真里亜、気の毒すぎました。
「院長先生は、私のことがお嫌いですか?」
フランス語のスピーチが終わり、院長室を訪ねたセイラは院長に聞きます。
院長がセイラを好きだとも思えませんでしたが、予想通り嫌いだと答える院長に、
「私は、院長先生のことが好きです。
院長先生も、この学院も大好きです。」
と答えるセイラ。
これを聞いて院長は何を思ったのでしょうか!?
参加しています。応援して頂けると嬉しいです。
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