獣の奏者エリン 第42話「セィミヤの涙」感想
国の将来を心配するシュナンと、新たな真王になったセィミヤ。
この二人が、幸せになれる道はないのでしょうか!?
セィミヤを抱きしめて一緒に泣くダミヤ、あまりにも胡散臭くて全部演技
に違いないと思わずにいられませんでした。
今回は、エリンの出番は冒頭でリランに真王が亡くなったと話しかける場面のみ
でした。
真王ハルミヤが亡くなったことで、悲しみに沈むセィミヤは真王として即位
しました。
前回から今回って、どのくらい時間がたってるのでしょうか。
まだ、それほど時間がたっていないように思いますが、
真王の葬式の場面もなく、もうセィミヤが真王になっていたので驚きました。
シュナンから真王の死の知らせを聞く大公。
シュナンは、戦地で戦っている兵士たちには、真王の声も権威も届かなくなって
いると話します。シュナンは、戦で真王領民と戦わなくても、大公領民が生き残る道があると言い、大公に自分に任せてほしいと頼むのでした。
セィミヤは、亡き真王を思って泣いていました。
そこにダミヤが、入って来ます。
「民にとっては若く立派な真王陛下でも、私には可愛らしく愛らしいセィミヤだ」
泣くセィミヤを抱きしめ、一緒に泣くダミヤ。
この場面とてもダミヤが、真王が亡くなったことを悲しんで泣いているようには見えませんでした。セィミヤは、ダミヤが悲しくて泣いていると思ってしまってるのですよね。完全に、ダミヤを信用しているみたいで心配です。
セィミヤに会う為、王宮に来たシュナン。
シュナンに会う、セィミヤ。
「おばあさまは、闘蛇に襲われたのよ!?
大公以外に、誰があのような汚れた生き物を使うと言うの!?」
どうやら、セィミヤは大公軍の闘蛇が真王を襲ったと信じてしまったようです。
大公が真王を襲ったのだとシュナンを責めるセィミヤに、
「この国を真王に任せておけぬと判断したならば、私たちは堂々と王位を得ます。私たちには、百の闘蛇部隊と万のキバ隊があるのです。」
シュナンは、キッパリと言い放つのでした。
さらに、真王セィミヤは神ではない、国を幸福にはできないと言うシュナン。
「瀕死の淵にいるこの国の病をどう癒されるおつもりですか!?」
シュナンは、セィミヤに問いかけます。
「この国を病ませているのは、あなた方の欲深い野心でしょう?
私は、清らかな心でこの国を治めて行くわ。」
セィミヤも、国がこのような状況の時に、即位することになろうとは
思っていなかったのではないでしょうか。
シュナンは、セィミヤにこの国を守って来た者たちがどんな姿をしているか
見る勇気があるかと聞くのでした。
「私は、いついかなる時も恐れはしないわ!」
セィミヤがそう言うと、シュナンは誰かを招き入れます。
シュナンに呼ばれて入って来たのは、なんと戦地で隣国と戦う兵士たちでした。
セィミヤの前に現れた、傷つき体中に包帯を巻いた兵士たち。
この時、流れていた挿入歌が物悲しくて何とも言えませんでした。
兵士たちを見たセィミヤは驚き、真っ青になってしまいました。
ダミヤに追い出されてしまったシュナンと兵士たちですが、
シュナンが兵士たちを連れて来ていたのは驚きました。
兵士たちはどうやって、中に入れたのか不思議です。
シュナンが兵士たちを呼ぶまでのセィミヤとのやりとりは、見ごたえがありました。
シュナンは、イアルに中庭が見たいと頼み、雨の中花畑に立ってセィミヤのいる
方を見つめるのでした。
シュナンに気づいたセィミヤは、外へ出てシュナンに会います。
「あなたの身を私に捧げてください。
あなたに、結婚を申し込んでいるのです。」
ついにセィミヤにプロポーズをしたシュナン。
国の未来、セィミヤの未来を考えるならセィミヤとシュナンが結婚するのが
一番良い方法だと思ったのですよね。
「そんなことありえないわ!!」
なんとセィミヤはそう言って、シュナンのプロポーズを断ってしまいました。
ところが、シュナンはセィミヤが神であり、大公が国を治めることが滅びへの
道に繋がるならそれを証明してみせるように言います。
「4か月後、私たちはこの国の始まりであるタハイ・アゼで、
あなた様を待っております。我が国の真実を象徴する闘蛇の部隊を並べて。
その時、王祖の伝説が伝えるように、あなた様を王獣が護り闘蛇が首をたれるような奇跡が起こったならば、私も父も兵をおさめ、あなた様の臣下として完全に服従を誓います。そのかわり、そのような奇跡が起きぬ時は、ご自分を人と認め私と添うてください。」
シュナン、とんでもないことを言い出しました。
結婚か?戦争か?道は二つしかないと、シュナンに迫られるセィミヤ。
これはセィミヤが気の毒です。しかも、結婚を決意したら青旗をあげろって、
いくらなんでもそれはセィミヤが可哀そうですよ。
「あなたは、この国の為に私と結婚すると言うの?
私を好きだからではなく、真王と大公が手を結ぶために結婚すると言うの?」
セィミヤ、思わず言ってしまいました。
そこへやって来たダミヤ、セィミヤを連れて行ってしまいます。
セィミヤもシュナンも、お互い思いあっているはずなのに、
気がついたらこの二人にも溝ができてしまったのでしょうか!?回想で流れた微笑ましいシュナンとセィミヤ、また以前のような二人に戻れる日が来ることを願うばかりです。
次回は、エリンとリランにも思わぬ事態が!?
参加しています。応援して頂けると嬉しいです。

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