夢色パティシエール 第１８話「樫野家のビターな事情」感想

　樫野家は、一族代々医者の家でした！
しかも、両親をはじめ家族全員が樫野がパティシエになることに反対しているとは。
それにしても、樫野以上にドＳな姉にびっくり！

　テスト前、階段から落ちてケガをしてしまったいちご。
保健室の先生に、病院で検査した方がいいと言われて病院に行くことになりました。樫野たちも、いちごに付き添って行きます。

　病院に着いたいちごたち、大きな病院で驚くいちご。
でも、なぜか樫野は外で待っていると言います。
　不思議に思ういちごに、安堂と花房は中に入ればわかると言うのでした。

　病院に入ってわかったのは、病院の医者の名前がみんな樫野だったのです。院長は樫野の父親、樫野家が経営している病院なのでした。

　いちごが、診察を受けている頃、樫野を見つけた姉に捕まってしまいます。
樫野の姉、怖すぎます。

　いちごは、診察を受けた医者が樫野に似ていると気づき、
もしかして母親では？と思いきって聞いてみます。
　いちごの予想通り、樫野の母親でしたが樫野がパティシエを目指していることを
怒っているようでした。

　安堂や花房から話を聞くいちごは、樫野がいつもトップでいる理由を知ります。
聖マリーに通う条件として、成績で一番を取り続けなければならないのです。もし、一つでも一番を取れなければ樫野は学校を辞めさせられてしまうのです。
　その時、ショコラが樫野がさらわれたと飛び込んで来ました。

　その頃、姉に家に連れ戻された樫野。
なぜか、縛られてますよ！？逃げないようにって樫野姉、怖っ！

　ショコラと一緒に、樫野の家に向かういちごたち。
樫野は、姉とも仲が良くないのでした。
　樫野が尊敬するフランスにいるおじさんは、樫野家でも唯一医者ではないのですね。姉が言うには、婿養子だそうです。

　樫野にパティシエを諦めさせようとする姉ですが、樫野は家に帰る気はありません。
樫野をくすぐり出した姉、樫野にパティシエになるのを辞めると言わせようとします。
樫野の姉、ドＳなのもここまで来ると凄いです。

　一方、外では安堂と花房がどうやって中に入るか考えていました。
二人が相談する中、いちごが門をよじ登って中に入ってしまいました。
でも、すぐにガードマンに見つかってしまいます。
　仲間が捕まっているのに放っておけないと言ういちごたちを見て、
ガードマンは中に入れてくれたのでした。

　樫野を返してほしいと頼むいちごたちに、試験が受けられなければ退学になって樫野が家に帰って来ると考える姉。
　いちごが、突然樫野の作るケーキを食べてほしいと言い出します。
作ったケーキがおいしかったら樫野を返してほしいと頼むいちごに、
姉はもし口に合わなかったら樫野は即刻退学だと告げます。
　何だか、凄いことになってしまいましたが大丈夫なのでしょうか！？

　姉が部屋を出て行った後、樫野を自由にするいちご。
樫野は、反対している姉がおいしいなどと言うわけがないと言うのでした。
　でも、こうなったら作るしかないと、いちごはどうしたら樫野の姉が喜んで
くれるか考えます。
　姉のことをよく知っている樫野に考えてほしいと頼む、いちご。
「オペラだ。」
樫野の一言で、オペラを作ることにします。
　オペラは、コーヒー風味のチョコレートケーキで姉の好きなケーキでした。
技術のいる難しいケーキですが、みんなはあっと言う間に作ってしまいました。

　作りながらも、いちごのケガを心配する樫野。
何事もなかったと聞いて安心します。

　出来上がったオペラを持って、姉の部屋に行くいちごたち。
オペラを食べた姉は、樫野が小さい頃のことを話します。
病院で忙しく、いつも樫野を守らなきゃと思っていた姉。
でも、樫野はいつの間にか仲間を見つけて、大きくなっていたのだと気づいたのでした。
「上質で高級なオペラは、たくさん食べたことがあるわ。
でも、こんなに優しい味のするオペラは初めて。
ごちそうさま、最高においしかったわ。」
姉は、樫野のケーキを認めてくれたのでした。

　学校に戻る樫野たちを見送る姉、いきなり樫野を殴ってびっくりです。
さらに、驚いたことにガードマンの村岡と婚約していたのでした。

　家に帰って来た樫野の母親は、置いてあるオペラを見つけます。
そこには、姉の考えたメモが残されていました。何も知らずに、ケーキを食べる母。
ドＳな姉ですが、優しい面もあるのでした。

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